高崎少林山達磨寺のだるま市(2012/1)

1月6日から7日にかけて、高崎のだるま市に始めて行ってきました。深大寺ぼてクンで歩いてきました!(とっても緊張しました。高崎で歩いていいのかい?って)絶対今回行って、この目で見なければ!という思いがありました。
江戸時代は天明の時、浅間山の灰が畑に降りました。農家の危機を救ったのが、このだるま。少林山の僧が木型を彫り、「これでだるまを作り、江戸に売ってきなさい」と農民に奨励したのです。その時の江戸のヒット商品だっただるまが農家を救い、今日の日本のだるま文化の広がりの源となる。日本のだるま産業を引っ張ってきた高崎のだるま組合の功績はたいへんなものです。
現在の福島が、その高崎と同じ。放射能の灰が畑に降りた。今も続いています。果物、農業の生産者は、何のために耕しているのか・・・。売れないとわかっていても作らなければ保障は下りない。りんご畑に、出荷されず廃棄のりんごが山になっていたと福島の同級生が言っていた。
その時の高崎のように、この時代、だるまを作ったら農家が救われるわけではないです。福島の人達は、何か新しいものを見つけていかなくては・・・。
私が、だるまだるまと言っているだけでも何も興せない。
私が今年ここからだるまで人々を力付けることを・・・見つけていきます。
ぼてクンをかぶって歩くと・・おや、深大寺での反応とちょっと違います。ぼてクンが復活した最初の頃の人々の反応と同じ、「見てはいけないモノを見てしまった」「見なかった事にしよう!」みたいな感じです。・・・それってちょっと寂しいんですよね。
日本のだるま文化に大きく貢献している『高崎だるまさん』、だるチャンはあなたを見習って、さらに楽しいだるまワールドを、日本の子ども達にやがては世界の子ども達に伝えていきます。
(Photo by Yuichiro Yatsugi)
 

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調布深大寺だるチャン