第2回だるま展を終えて(2011/12)

 
震災の後、4月に調布での復興応援物産展でデコ屋敷の若者を呼んだことから、新宿イベント、7月8日デコの里での復興祭、8月大黒屋さんでの張子修行、研究会全国大会福島巡り・・・と一連のシリーズの延長上にこのだるま展は開催することができました。

 
今回の震災のおかげでこれらのご縁が生まれました、と言ってしまうのは不謹慎かもしれません。しかし、逆にこのことを本気になって利用し、何か未来に向けて行動を起こさなければと、犠牲になられた方達、被害で苦しんでいる方達のためにも思います。
 
今回のだるま展は「東北応援七転び八起き」ということで、東北のだるま、また福島のだるまの展示販売をしました。たくさんの、福島に縁のある方が見えられ、福島に思いを寄せられました。また、福島のだるま達の写真を撮って、年賀状や絵手紙にする、それが自分ができる福島応援です、とおっしゃる方もおられました。

8月デコ屋敷大黒屋(橋本彰一さん)で張子修行。・・・最後は整形を使う事になりましたが(無念!)、「ちょうふ」の文字が入り「うふ」と微笑む女の子の調布チャンを、三春の青が入った三春クンと『縁結びだるま』として、調布と三春で同時発売しました。
 
また、絵本「だるまだ!」に魅せられ「街中だるまだらけ大作戦」という企画で、だるまで商品、居酒屋のメニュー、パン、だるま焼酎を仕入れてもらうなど、それらを「だるマップ」にして、ギャラリーの外にも動きを作りました。この企画は、引き続きだるま市、だるまの日、と続けていきたいです。
 
週末には大黒屋さんの張子・絵付けの職人さんと橋本彰一さんも実演に来て下さいました。その模様を、一連の流れをシリーズで録っているKFB福島放送が収録にやってきました。

だるまさんが、東北、福島の方達、いえ日本の復興のシンボルとして、起き上がる大きな力になることを願ってやみません。                                                                                                                (Photo by Yuichiro Yatsugi)

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調布深大寺だるチャン